変わったかたちの石たち

いびつで個性的な6個の原石たちの集まりSixTONESについて語るジェシー担。 普段はついったー及びアメブロ住民ですが、たまーに来ます

ジェシー担による超贔屓目満載スタンディングオベーション感想

スタンディングオベーション』(以下
スタオベと略)から抜けきれていない
スタオベ亡霊のジェシー担です。

段々記憶が薄れてく前に、超超贔屓目込み
ジェシーさんに関してだけの個人的感想
を残しておきたい。めちゃくちゃ長い。
(舞台そのものについては別に書こうかな
と思ってるので他の出演者さんやストーリー
への感想はここでは書いてない。)
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まずこのお話が発表になった時、ジェシー
さん自身と同じ感想。「え?大我さんじゃ
なくて?嬉しいけど!いいの?」的な。
オソロシイもので、ファンにも舞台は大我
ジェシーさんはバラエティっていうのが
無意識のうちに刷り込まれていたんだなぁ。

それと、ミュージカルではないって所が
日本語チョットダケ星人のジェシーちゃん
大丈夫かなー?TLも軒並み「台本読める?!」
だったよね。(失礼)

初日までの雑誌ラッシュでもほぼほぼ不安
しか述べてない自担ちゃんに、こっちも
心配になるやないかい!と思った7月頃。

そして迎えた初日。8月3日。
幕が上がると、既にテレビ等で解禁になっ
ていた、ブロンドのロン毛に地模様の入っ
た水色の美しいロングコート、濃紺の重々
しいマント、王冠かぶったジェシーさん
が上手からズドンと現れる!!

もう初登場のシーンから「舞台映えとは
このこと…!」と絶句。高身長なだけでなく
重厚な衣装に耐えうるガタイ、ブロンドの
ロン毛が自然に見える彫りの深い顔立ち。
こんなん着こなせる日本人(じゃないけど)
俳優います?!いや、いない!!と心の中
で自問自答、1人ツッコミ。たまらない!

そしてSixTONESANNでジェシーさんも
言っていたように「オープニングだけで
少年たち全部くらいのセリフ」を早口で
滑らかにまくしたてる!テンポもいいし
言い淀む事もなく1つもミスらない。
ぶっちゃけ!今だから言うけど!初日は
きっといっぱいミスるでしょ~へへへ~
そんな未熟な公演も見ておきたいからぁ~
って気持ちがありましたよ正直。(ゴメン)
・・・とんでもなかった。すごかった。

そこからイケメン俳優鳴島誠也くんと、
劇中劇ジョージ二世をいったりきたりする
訳だけど、演じ分けがムズいと言っていた
意味がわかった。全てが同時進行。
上の段ではジョージ二世、下の段では舞台裏
、もしくは上手では舞台裏下手では殺陣・・
とか、場面そのものが分かれてないからやや
こしい!
更にラストに向かってくと、ジョージ二世
の中に鳴島誠也の素が入ってくるし・・・
これは確かにムズい。

でも、ジェシーさんはそれを演じ分けられ
てた。・・・と思うけどどうですか。
それどころか、この舞台上で事件の起きた
1日の中で鳴島誠也くんが人間として俳優
として成長していく姿までもが表現されて
たし出来てた。・・・と思うけどどうですか。
(自担の贔屓目には弱気)

そして75歳のジョージ二世という難しい
役柄。セリフは古典(たぶんジェシー
さんは読めない知らない単語だらけで
あろう)姿勢は低く、しゃがれ声。
モノマネが生きてると思うんよね。あんな
ジェシーさん以外出来る??いや!
できない!(自問自答1人ツッコミ)

事件が起きてるのに無理矢理幕を開けた
所から始まる劇場劇『ジョージ二世』。
結ちゃんいわく「ぶっちゃけ最低」な
大葉さんいわく「集中力足りない」前半の
ジョージ二世の演技は難しかったと思う。
気合いの入っていないジョージ二世とは、
って感じだけど、声の出し方は同じでも
セリフを平坦な感じで言ったりの演じ分け
が出来てたなぁと。(贔屓目)

「50年役者やってる大御所俳優大場さん」
と対峙する場面では「25歳の俳優としては
まだまだのアイドル」感もリアルに出せて
いたなぁと。自信がなかった誠也が、事件
を通して自分自身を見つめ直したり、他の
人の人生を考える事も出来る人間に成長
して、劇中劇の座長として最後には自分の
考えで犯人への説教アドリブで舞台を締め、
大御所俳優である大場さんにも認められ、
堂々とカーテンコールに出て来る。

周りの大御所俳優さん達に、事務所の力で
ココに立っているという後ろめたさで自信
なさげにおちゃらけているオープニングの
誠也と、俳優として奮起して、座長として
の自覚を持って自信をつけたエンディング
の誠也の違いがハッキリわかる。
なんかスタオベ稽古前のジェシーさんと
全て終わった大千穐楽ジェシーさんを
凝縮して見てるみたいだった。

1番のスタオベ的見せ場の、下手階段での
(京都では舞台上)犯人への説教シーン。
あそこに一番「舞台俳優」を感じた。
「生きるという事は簡単な事じゃないんだよ
難しい事なんだよ」というセリフ。
本人に聞かなきゃわからん事だけども、
毎回同じセリフだけど、毎回その時の感情
に任せて言っていたんじゃないかなと。
涙を流してる時も流していない時も、叫ぶ
ように言う時も噛み締めるように言う時も
あって。きっとセリフの言い方を決めずに
その時その時の感情のままに言っていた
んじゃないかなと。
誠也の青年みというか、俳優鳴島誠也と
いうより1人の人間として、同年代であろう
犯人への生身の誠也の言葉をぶつける感じが
とてもグッときた。泣いちゃうよね・・・
って所で最後に急に75歳のジョージ二世に
戻るオチがな!毎回泣き笑いよ。
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それと、終わって全て振り返ってみて思う
のは、今までジャニ舞台の枠から出てこな
かったジェシーさんだけど、ジャニ舞台で
培ったものは全て生きてると感じて。

まずは殺陣。舞台上で武器を持った殺陣は
2016年の滝沢歌舞伎の四剣士とか、いつ
だったかジャニワの赤と黒の衣装でやって
た殺陣辺りかなと思うけど、まぁ舞台映え。
手足が長くて身体の大きいジェシーさんの
殺陣は本当に映える。身のこなしが美しい。
今回はそれにプラスしてブロンドロン毛を
なびかせ、乱しながらの殺陣は髪の毛の
動きまで込みで美しい。ため息しか出ない。

あと、ちょいちょい垣間見える少年たち。
ジョージ二世がフレディに刺されるシーン
は、誰もが少年たちを思い浮かべたことで
しょう。(ジェシーさん5年間死に続けて
るからさ)個人的には下手階段での犯人
への説教にもちょっと少年たちを感じてた
んだけど。何がって言われるとわからん。

ほんの数分のダンスシーン。(舞踏会)
あんな豪華な白衣装が似合う人います?!
いない!(自問自答何回目)最初のソロ
ダンスの部分はジェシーさん振り付けたん
じゃ?!って位ジェシーさんみ。衣装、髪型
を生かした、しなやかなダンス素敵だった
なぁ。やっぱ踊るジェシーさん最高♡。
あのシーンは決めポーズ後に髪の毛が顔に
かかると、指でスーっと直す仕草がセクシー
ーーーっ!そしてスっと向き直り、下手そで
に颯爽とはけていくシルエットの美しさよ。

「大人の事情で」入れられた歌。
ジェシーさんが日頃からオペラ発声みたい
なのをふざけてやってた事が初めて仕事に
なった感。上手すぎるだろう!!!!!
ミュージカルを!!!ください!!!!
足りない!!!!!!それに!75歳と並行
してやってなければもっと歌えるし!!
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書いても書いてもなんか書き足りない
けど、一旦ジェシーさんの事はここまで
にしときます。
ジェシーさん以外のこの舞台の事だけで
そのうちもうひと記事書きたいなと思っ
たり思わなかったり。秋元さんてすごい
よね~ウォーリーさんてすごいよね~。
スタオベ面白いよね~ってやつ。

以上終わり。
ジェシーさんに会いたい。(どさくさ)